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本場結城紬のマフラー

「いつかはクラウン」
というコピーをご存じの方もいらっしゃるかと思いますが

「いつかは本結城」

といわれる、織の着物の最高峰、手紡ぎ地機織本場結城紬。
その柔らかさは例える言葉が見つからないほど。
時々、本結城と思われる柔らかな結城紬の洗張りをご依頼いただくのですが、その風合いにすっかり虜になってしまいました。

しかしながら、一庶民には本結城の着物は気軽には買えないので、せめてお姫ちゃんの着物でもと思い、人形用の着物が作れるようなハギレを売っておられた北村織物さんからハギレを購入しました。
(ハギレといえども気軽に買えるお値段とはいいがたいのですが、広告宣伝費ということで!)

北村織物さんのサイトを見ると、なんとなんと財布とかマフラーとか、手の届くお値段の素敵なお品の数々が!

ということで、購入した品々をご紹介いたします。

まずは、2020年の大晦日からお正月にかけて購入した茜染めのマフラー。

茜染めマフラー

染色堅牢度的に問題があるそうで、もう茜染めはしないとのことですが、
1シーズン愛用して、今シーズン初めに洗濯もしましたが、今のところ色落ちはありません。
着けていることを忘れるくらい、薄い・軽い・柔らかい。
持ち運びも楽ちん。
そして何より、ものすごく暖かい。暖かいんです。すごく。
自然な暖かさ。寒くない。暑すぎない。ちくちくもしない。
寒がりなので、カシミヤやらダウンやら色んなマフラーを持っていますが、暖かいものはわりとボリュームがあって首の可動域が狭まり、自転車で集配してると不便極まりない。
なのでこれは本当に重宝します。

次は、つい先日購入した2枚。
今年もまた年末に購入。年末のくそ忙しい時になると現れる迷惑な客ですみません。
ラッキーなことに、ちょうど糊抜き屋さんが仕事納めの日でまだ間に合うとのことで、なんと!注文翌日に!糊抜きされて柔らかくなったマフラー達が京都にやってきました。
(糊抜き屋さんもありがとうございました)

この白いほうは頼まれ物。お歳暮。もうシーズンは終わってる。早くしないと。
もう1枚は、勢いで。

白いほうは、「直接染色法捺染菱緯総絣 手つむぎ糸あったかマフラー」
年配の女性の為に、ちょっと幅が広めのものにしました。

こちらは、「レインボーカラー 手つむぎ糸あったかマフラー」
当分使用せずに店に置いておくので、実物をご覧になりたい方はお気軽にお越し下さい。
(ていうか、見に来て!)

極上の結城紬を多くの方に見ていただきたいです。

Published in結城紬

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