Skip to content

レースの振袖-世界で一つだけの振袖その2-

昨年ご依頼頂いたレースの振袖。

今年成人式を迎えられたお嬢様から写真掲載の承諾を頂きましたので、素敵なお写真をご覧ください。

撮影はお母さまです。
写真お上手!
帯は私が撮りました…

「レースの振袖が着たい!」
というお嬢様のご要望を、お母さまの友人でもある当店の和裁アドバイザーが形にしました。
(縫製は海外ミシン仕立て)

レース地は服地屋さんで調達。
レースの下から透けて見えるのは、胴裏地をピンクに染めました。
帯は色無地の反物を使い、腹の部分とお太鼓分の二部式。
写真には写っていませんが、リボン部分が垂れ下がってこないようになっています。
お太鼓結びもできるようになっています。

当初は、レースの振袖なんて大丈夫なのか…と、
大人たちはたいそう心配しましたが、出来上がってみればともて素敵。
なんて素敵。
私も着たい。
1/2成人式があるなら、3倍成人式をしようではないか。
(それは還暦)

着たいもんを着たらええんやで派の私の唯一の心配は、
寒いんちゃうか…冷えは大敵やで…
ということだけでしたが
天候もお嬢様の味方でしたね。
今年の成人式は暖かかったですね。
お嬢様の笑顔に、親御さんもさぞ喜ばれたことでしょう。
本当におめでとうございました。

この振袖はアイロンいらずです。
お手入れ簡単。

鋼鉄の振袖が着たい!というご要望にはお応えできないと思いますが、
着物の仕立てに使うミシンや手で縫えるものならなんとかなるかも?
着たい振袖がない!とお嘆きの方は、是非世界で一つだけの振袖を♪

Published inあつらえ振袖