何をしてるのかというと、二目落としの練習です。
私の端切れコレクションでとあるものを製作中。
等間隔でまっすぐ縫えるようにメモリをつけたマスキングテープを貼りました。
テープのガイドを貼ってもこんなレベル。
ガイドなしだとこんなん。
修業は続く。
何をしてるのかというと、二目落としの練習です。
私の端切れコレクションでとあるものを製作中。
等間隔でまっすぐ縫えるようにメモリをつけたマスキングテープを貼りました。
テープのガイドを貼ってもこんなレベル。
ガイドなしだとこんなん。
修業は続く。
しわしわの裏地をなおすため、身八つ口から入るサイズのミニアイロン台を作ってみました。
表地が絞りなので、裏だけなんとかならんものかと考えました。
100円ショップの持ち手付きまな板に、キルト芯と晒しをかぶせました。
持ち手付きで便利!
水分を含むと木のアクが染み出てくることがあるので、スチームアイロンを使うときは要注意です。
昨年ご依頼頂いたレースの振袖。
今年成人式を迎えられたお嬢様から写真掲載の承諾を頂きましたので、素敵なお写真をご覧ください。
撮影はお母さまです。
写真お上手!
帯は私が撮りました…
「レースの振袖が着たい!」
というお嬢様のご要望を、お母さまの友人でもある当店の和裁アドバイザーが形にしました。
(縫製は海外ミシン仕立て)
レース地は服地屋さんで調達。
レースの下から透けて見えるのは、胴裏地をピンクに染めました。
帯は色無地の反物を使い、腹の部分とお太鼓分の二部式。
写真には写っていませんが、リボン部分が垂れ下がってこないようになっています。
お太鼓結びもできるようになっています。
当初は、レースの振袖なんて大丈夫なのか…と、
大人たちはたいそう心配しましたが、出来上がってみればともて素敵。
なんて素敵。
私も着たい。
1/2成人式があるなら、3倍成人式をしようではないか。
(それは還暦)
着たいもんを着たらええんやで派の私の唯一の心配は、
寒いんちゃうか…冷えは大敵やで…
ということだけでしたが
天候もお嬢様の味方でしたね。
今年の成人式は暖かかったですね。
お嬢様の笑顔に、親御さんもさぞ喜ばれたことでしょう。
本当におめでとうございました。
この振袖はアイロンいらずです。
お手入れ簡単。
鋼鉄の振袖が着たい!というご要望にはお応えできないと思いますが、
着物の仕立てに使うミシンや手で縫えるものならなんとかなるかも?
着たい振袖がない!とお嘆きの方は、是非世界で一つだけの振袖を♪
今回は、古着で購入した色褪せた綿のコートを色染め屋さんで黒くしてみました。
全体に所々白く変色して、とても着用できるような状態ではない為か激安だったこのコート。
こんなに染め替えに適したものがあるのか!?
というわけで、染め替えてみました。
どうでしょうか。
素晴らしい出来栄え。
これを見た黒好きの年配女性からのお言葉。
「とてもいい黒だわ。私も何か染替えるものはないかしら。」
しかしながら、黒好きとあってお洋服は黒ばかりで、染替えられそうなものが無いのが残念です。
レーヨンも染められるそうなので、次は色あせたアロハシャツを染めてもらおうかな。
なんかいい半衿を作りたいな~と、TRIP UTOPIA さんでインド刺繍のリボンを購入してみました。
が、即挫折。
(理由は聞かないで)
ぼろぼろになってもまだはきたいお気に入りのジーンズにつけてみたり。
バレッタを作ってみたり。
半衿は、もうちょっと別なリボンで再チャレンジします。
画像1枚を張り付けただけのホームページから丸1年。
ようやくここまでこぎつけました。
元プログラマーとしては、理想には程遠い出来栄えですが、
見栄えにこだわっていつまでもこのままではいかん、と。
またおいおい変更していこうと思います。
今年は着物のリメイクに関する提案をしていきたいと考えています。
いくつか試作品を仕立て屋さんにお願いしています。
綿入れはんてん、南木曾ねこ、ひざ掛けなど。
寒がりなので、自分が欲しいものばかりですが。
もう着ることはないけど何か形にして残しておきたいお着物を、できれば実用的なものにリメイクできればと。
家で使うものならシミや穴あきがあっても大丈夫。
穴あきは、ダーニングとかパッチワークとかでふさいだり。
あとはインド刺繍のリボンを使った半衿を作りたいなとか、推しをイメージした着物を染めてみたいなとか、色々考えてわくわくしています。
どうぞ今年もよろしくお願い致します。
昨年の事ですが、成人式を迎えるすみれの花好きのお嬢様が、
「気に入った振袖がない!すみれの花の振袖がない!」
とおっしゃられるので、
色無地にワンポイントの刺繍ならそんなに高くなく誂えられるのではということで
作っちゃいました。
白生地選びから自分で選んで、色も刺繍のデザインも自分で決めて、そして工程毎に確認してもらって、というDIYな振袖制作。
お嬢様も「すごく楽しかったから、また作りたいな!」とおっしゃっておられました。
(いや、振袖は1枚でええやろ…)
ということで、以下に全工程をご紹介いたします。
まずは白生地を選んで頂きました。
続いては、白生地を染める為の色を選んでもらい、無地染めに出します。
色見本帳からでも、紙でも、ハギレでもなんでもOKです。
こんな感じに染まってきました。
色無地の振袖なんて地味すぎるんじゃ…というおばあ様の心配をよそに、結構派手では…
光ってます。ミラーボールのようです。
(写真で伝わっているでしょうか)
染め上がるまでに、お嬢様自らがすみれの刺繍のデザインを作成。
今どきのデジタルネイティブなお嬢様はパソコンでさくっとお作りになられます。
さらに、お嬢様には刺繍の糸を選んでもらいました。
花の色は大事ですからね。
糸を決めたら、その糸の色を見本に八掛を染めました。
そして出来上がった刺繍。
京縫い、手縫いです。
刺繍をどこに入れるか迷いましたが、背紋にしました。
お嬢様の作った図案通りです。
京縫い職人の再現力の高さよ!
いよいよフィナーレ。
お仕立て。
出来上がった振袖を見て、お嬢様も満面の笑みです。
全部自分で選んだ世界に一つだけの振袖。
なのに、仕立上った写真を撮ってませんでした。
宣伝用にモデルさんに着てもらってプロのカメラマンに撮影してもらいたいと思ってはいるのですが。
皆様もいかがでしょうか。
ちなみに、これで生地代込みで15万円くらいです。
生地の持ち込みもOKです。
お近くなら、工程が終わるたびに見て頂けます。
遠方の方には、スマホやパソコンがあればお写真をお送りします。
アナログな方には…写真を郵送?
デザインも、こんなん欲しいという希望はあるけど図案作成は無理という方には、イメージを元にこちらでデザイン致します。
袖を切れば、華紋入り色無地のお着物としてお使いいただけます。
刺繍を解けば普通の色無地にもなります。
色が派手になれば染替えもできます。
末永く使える振袖を楽しく作ってみたいと思われた方は、今すぐお電話を!
(もちろんメールでもfaxでもいいです。)
レースの振袖とか本結城の色無地振袖とかも出来ます。
他にも、こんな振袖があったらいいな、というのがあればご相談ください。
今回は、過去に黒染め屋さんで染め変えた洋服たちをご紹介します。
元の写真を撮ってなかったので、現状の写真ばかりですが。
黒染め屋さんというのは、黒紋付の着物を染めている染屋さんなんですが、洋服の染替えをしてはる所が何軒かあります。
以下はすべて同じ黒染め屋さんです。
最初はデニム地のジャケット。
袖口が擦り切れるくらい着こんでいます。
少しストレッチがきいてて化繊混じりなので、真っ黒にはなりませんでした。
続いては古着屋で購入した紺色の麻のジャケット。
購入時点でかなり着こまれていていい具合に色落ちしていたのですが、気に入ってしょっちゅう着ていたらよれよれになってきたので黒くしてみました。
そして、これはバブルの頃に購入したお気に入りのコットンシャツ。
元は綺麗なウルトラマリンブルーでしたが、長年しまっておいたら肩のあたりとかが白っぽくヤケてしまいました。
化繊の糸は白いままで、黒と白のコントラストがええ感じで更にお気に入りになりました。
次は、色染め屋さんで綿のコートを黒く染めてもらっています。
出来上がったらまたご紹介しますね。
「いつかはクラウン」
というコピーをご存じの方もいらっしゃるかと思いますが
「いつかは本結城」
といわれる、織の着物の最高峰、手紡ぎ地機織本場結城紬。
その柔らかさは例える言葉が見つからないほど。
時々、本結城と思われる柔らかな結城紬の洗張りをご依頼いただくのですが、その風合いにすっかり虜になってしまいました。
しかしながら、一庶民には本結城の着物は気軽には買えないので、せめてお姫ちゃんの着物でもと思い、人形用の着物が作れるようなハギレを売っておられた北村織物さんからハギレを購入しました。
(ハギレといえども気軽に買えるお値段とはいいがたいのですが、広告宣伝費ということで!)
北村織物さんのサイトを見ると、なんとなんと財布とかマフラーとか、手の届くお値段の素敵なお品の数々が!
ということで、購入した品々をご紹介いたします。
まずは、2020年の大晦日からお正月にかけて購入した茜染めのマフラー。
染色堅牢度的に問題があるそうで、もう茜染めはしないとのことですが、
1シーズン愛用して、今シーズン初めに洗濯もしましたが、今のところ色落ちはありません。
着けていることを忘れるくらい、薄い・軽い・柔らかい。
持ち運びも楽ちん。
そして何より、ものすごく暖かい。暖かいんです。すごく。
自然な暖かさ。寒くない。暑すぎない。ちくちくもしない。
寒がりなので、カシミヤやらダウンやら色んなマフラーを持っていますが、暖かいものはわりとボリュームがあって首の可動域が狭まり、自転車で集配してると不便極まりない。
なのでこれは本当に重宝します。
次は、つい先日購入した2枚。
今年もまた年末に購入。年末のくそ忙しい時になると現れる迷惑な客ですみません。
ラッキーなことに、ちょうど糊抜き屋さんが仕事納めの日でまだ間に合うとのことで、なんと!注文翌日に!糊抜きされて柔らかくなったマフラー達が京都にやってきました。
(糊抜き屋さんもありがとうございました)
この白いほうは頼まれ物。お歳暮。もうシーズンは終わってる。早くしないと。
もう1枚は、勢いで。
白いほうは、「直接染色法捺染菱緯総絣 手つむぎ糸あったかマフラー」
年配の女性の為に、ちょっと幅が広めのものにしました。
こちらは、「レインボーカラー 手つむぎ糸あったかマフラー」
当分使用せずに店に置いておくので、実物をご覧になりたい方はお気軽にお越し下さい。
(ていうか、見に来て!)
極上の結城紬を多くの方に見ていただきたいです。
法衣の丸染めでお世話になっている炊き染屋さんが、洋服の染替えもやってはるということで、さっそく試してみました。
まずは、TAKEFU(竹布)のキャップ。
竹繊維で薄くて柔らかで、夏は涼しく冬は暖かくオールシーズン使える優れもの。
元はクリームイエローだったものを、べんがら染のサンプルを貰ったので染めてみたらこんな感じになってしまったので、もっと濃い色にしてみました。
続いては、TANKAのパティアラパンツ。
インド綿100%。
うっかり漂白剤をつけてしまったので、染替えてみることにしました。
色はお任せで、綺麗な濃い紫に染め上がってきました。
化学繊維は染まらないので、TANKA(=なみぬい)はそのまま。
次は、柄を生かした染替えに挑戦してみます。
お楽しみに。
木綿、麻、竹、絹等の天然繊維が染替え可能です。
ご興味のある方はお問合せ下さい。